JUNKOのえっとのこたーないブログ

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 先週末、隣人が亡くなられました。孤独死でした。その隣人は、おそらく60代の男性でいつも酸素のタンクを持って歩行補助器を利用していて、ときどきひどい咳をしていたようなので、何か病気を持っていたんだろうと思います。

 私のアパートは壁がめちゃめちゃ薄いので、その隣のおじさんがあくびをしたり、咳をしたり、電話をしていたり、電子レンジを使ったり、といった音がいつも聞こえていました。
 ところが、今週の月曜日の朝、ポートランド警察が来て廊下でなにやらにぎやかに話していたかと思うと、私の部屋のドアをノックしてきたので出てみると、警察の人数人とビルの管理人さんがいて、「金曜日から隣人と連絡がとれなくなっているんだけど、最近隣人の音を何か聞きましたか?」と聞いてきました。そこでよ~く思い起こしてみると、、、聞いてないんです。何の音も。いつもは必ず何かしらの音が聞こえるのに。
 それでそのことを警察に伝えると、彼らは鍵を壊して部屋に入ることを決意し、しばらくガッタンバッタンやっていました。そして部屋に入り、隣のおじさんが亡くなっていることを確認しました。

 私は先週の金曜日の夜は出かけていましたが、それ以降風邪をひいたので、土曜日曜はず~っと家で寝ていたのですが、その間おじさんは死んでいたわけです。誰にも看取ってもらえず、誰にも気付いてさえもらえず。薄い壁一枚隔てた私の隣で。私はそのおじさんとは会えば挨拶をする程度で、そう親しくはなかったのですが、なんとも言えない複雑な感情がわいてきて、相当ブルー入りました。毎日生活音を聞いて、いつも必ず存在していたおじさんが突然いなくなったこともショックだし、挨拶したときには感じよく話してくれて、とっても人の良さそうなおじさんが孤独死しなければならなかったこともショックだし。言い方は悪いですが週末の間私の隣に死体があったということもショックだし。数日間はそのおじさんのことが頭の中から離れない状態が続きました。

 そんな中で今朝、皿を片付けたり掃除機をかけたりする音が聞こえてきて、おそらく親族の方が整理に来られたようです。その音を聞いて、なんとなくホッとしました。おじさんはきっと親族の方にひきとってもらって、お葬式もあげてもらったんでしょう。これで安心というか、なんだか私も心の整理がついたような不思議な感覚です。

 心より、隣のおじさんのご冥福をお祈りします。
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